誰もが我が家と呼べる住宅を持ちたいと願っています。それも家族の夢や希望を叶えてくれる、注文住宅にしたいと願う人が多いようです。そこで失敗しない注文住宅の建築について考えて見ましょう。まず土地の問題ですが土地から購入して住宅を建築する場合は、その場所が都市計画法による用途地域は何かを調べましょう。
用途地域によって建蔽率や容積率が決まっているので、土地の広さによって建坪や延べ床面積が決まってきます。狭い住宅しか建てられないような土地は、手に入れてから後悔するので注意しましょう。大体の建坪や延べ床面積がわかったら、家族で話し合って夢や要望を書き出して見ましょう。これらに優先順位をつけてどうしても必要なものと、余裕があったら造りたいものに分けると設計士と打ち合わせをするときに便利です。
また建築関係の雑誌を購入したり住宅地を歩いてみて自分たちの希望や要望に沿ったものがあったら、スクラップしたり写真撮影して保存しておくと設計打ち合わせに役立ちます。絵や写真で提示すると非常に分りやすく理解が早いでしょう。クロスなどの壁仕上材は張り替えようと思うと比較的簡単ですので、価格的に安いものを使用して汚れたら張り替えるつもりにしておくと良いでしょう。その反面キッチンや浴室などの瀬粒機器類は取替えが大変ですので、出来るだけ高機能で使い易く永く不自由なく使用できるものにしましょう。
注文住宅は何よりも工事予算が大切ですので、計画図の上がった段階で概算でも良いので見積書を作成してもらい、工事予算の範囲内で出来るかをチェックしましょう。