注文住宅によるマイホームの魅力は、何と言っても家族全員の夢や理想を叶えてくれる点です。スマートでスタイリッシュな外観、カントリー調の内装、和の雰囲気を大事にしつつもモダンなデザインなど、多種多様な要望を織り込むことができ、注目を集めています。しかし、要望を盛り込める代償として、既に立てられた新築の住まいを購入するよりも費用がはるかにかかります。車よりも大きな金額と日数を費やす買い物を成功させるための、注文住宅を依頼する際のコツにはどういったものがあるでしょうか。

注文住宅を依頼する際、理想の住宅を設計図にして形にする住宅会社および設計士選びが一番のネックとなります。希望する住宅を建てるために、会社の過去の建築事例や、得意な構造や採用している建築方式などを打ち合わせの際にしっかり吟味してください。最初の打ち合わせの際に、住宅会社や設計士の特性や事例を把握することが非常に大切です。万が一合わない場合は断ることも必要だからです。

無事依頼する会社が決まったら、次は設計図の共有が重要となります。ただ単に設計図を見るだけではなく、打ち合わせの際にわからない点はどんどん質問しましょう。私達素人にとって、設計図を見ても分からない箇所の方が多いです。その都度説明や参考写真や図解を見せてもらい、疑問点は一つ残らず解消しておくようにしましょう。

また、設計士の反対意見も非常に貴重です。希望するサッシや材、壁などが、機能上やデザイン上相性が良くないものも少なくありません。経験豊富なプロの意見は理にかなったものが多く参考になることが多いです。ぜひ取り入れた上で希望とすりあわせて着地点を見つけましょう。