一軒家を買う場合、注文住宅にするか、建売にするか迷うところです。建売の方が価格は安いでしょう。同じ価格の建売でも、立地条件が悪くて売れなくなると、価格が下がっていきます。消費税増税前には建築ラッシュでしたが、増税してからは、建築業界は低迷しています。
円安で外材が高騰したことも一因でしょう。 頭金も少なく、土地もないのであれば、立地条件のいい建売を探したほうがいいでしょう。窓を開けると、隣の人と目があったなんてことがないように、生活導線や収納の大きさや場所など吟味して決めましょう。 土地がある、または頭金が結構あるなら注文住宅がいいでしょう。
自分たちの思い通りの間取りで、使いやすい収納、窓の種類や位置も事細かに決められます。見積もりは無料なので、1社だけでなく、数社に見積もりしてもらいましょう。業者によっては、間取りも見かけも価格も違います。何度でも設計図を書き直してもらい、夫婦で納得した業者に頼みましょう。
どんなに考えても実際に暮らしてみれば、ここをもっとこうすればよかった、という考えがわいてくるものです。憧れの輸入住宅にしたら、窓の幅が意外とせまくて、家具が入らなかった、という例もあります。私有地だと思っていたら、位置指定道路のため、高さ制限があり、部屋を減らされたということもあります。 夫婦二人でああでもない、こうでもないと、業者の人と相談してやっとできた注文住宅は夫婦の努力の賜物です。
長く大事に住み続けたいものです。