注文住宅を建てたいけど、なるべくコストを抑えたいと考えている方が多いのではないでしょうか。コストを抑えて注文住宅を建てる方法は、色々あるので自分に合った方法を選ぶことが大切です。コストを抑えた注文住宅を建てる方法の一つに、3階建てを2階建て＋ロフトにする方法があります。2階建て＋ロフトがなぜ節約につながるかというと、3階建てにしてしまうと3階の分の固定資産税を払わなければならないからです。

高さ1.4ｍ以下のロフトであれば、小屋裏物置とみなされ、固定資産税はかかりません。さらに3階建てにすると、3階部分の床面積もカウントされてしまうので、建築法規の問題で構造計算も必要になります。2階建てに比べて建物も重くなってしまうので、地盤改良が必要になるケースも多いです。窓を小さくすることも、節約につながります。

窓を小さくすることによって、窓のサッシや窓ガラスの材料費を抑えることができるからです。窓は日差しを取りこんだり、風通しを良くする効果がありますが、あまり大きな窓にしてしまうとプライバシーに影響が出てしまうこともあるので、注意が必要です。さらに天窓や南向き、西向きの窓だと日光によって夏の暑さが増し、光熱費が高くなってしまうこともあります。収納は大工工事で作ってもらうことも、節約のポイントになります。

シンプルな作りつけの収納であれば、家具職人ではなく大工職人で対応することができるからです。収納を取りつけてもらえば、入居後家具を買わなくて済むので、コストを抑えることができます。