成功する注文住宅のポイントとして、工事中にいくつか心がけるべき事項があります。まず意識として、家造りは業者任せにせずに依頼主も積極的に参加しようという気持ちでいましょう。二人三脚で行うからこそ、素敵な家が出来上がります。工事中はできる限り、現場にも足を運びたいものです。
依頼主が見に来ることで、手抜き工事や欠陥住宅になるのを防ぐことができます。たまに差し入れを持っていけば、現場スタッフのモチベーションも上がりますます良い仕事をしてくれることでしょう。家ができていく様子を見るのもワクワク楽しいものです。そしてもしも工程において、何かしら変更したい点があれば大工に相談してみます。
注文住宅は、現場に行けば希望変更できるのもメリットです。工事は季節によっては、悪天候のために工期が延びることもあります。その場合は早めに、ご近所にその旨をお詫びに回りましょう。工事に入る前に挨拶回りはしますが、延期の可能性が出たときにも再度挨拶に行くのがマナーです。
そうした姿勢を見せることで、ご近所とのトラブルを事前に防ぐことにもなります。注文住宅が完成すると、工事スタッフや責任者と依頼主が共に建物のチェックに入ります。そのときはじっくり時間をかけて慎重に、隅々まで見て回ることが大切です。何かしら気になることがあれば細かい点も必ず質問したいものです。
住んでから後悔しないように、最終チェックの段階で納得できる状態にあることが望ましいと言えます。