近年は所得の低下と物価上昇の影響で、ますます物を購入する足が鈍ってしまっているのが現状です。しかしどんな方でも家庭を持って子供を育てていれば、当然マイホームが欲しいと感じるでしょう。現状で、自分の家をキャッシュで購入する方は少なく、基本的には注文住宅を建てるとなれば住宅ローンを組むことになります。その際にどこの銀行を選ぶのかというのは、かなり重要な事柄です。
なぜなら銀行によって貸付利率が大幅に変わってくるからです。それが0.01パーセントのようなわずかな違いであったとしても、金額が非常に大きいので支払いきる頃には数十万から数百万円変わってくるのです。ですから少しでも利息の低い銀行に借り換えるという事が、いかに大切かわかるかと思います。また、注文住宅を建てる際に、土地と建物を別々に住宅ローンを組むことも可能ですし、一括で組むことも可能です。
今は低金利時代なので、変動金利の方が固定金利よりも安いかもしれませんが、今後この超がつくほどの低金利時代が終わりを告げたとするならば、今後は変動金利の方は返済が非常にキツくなるリスクを秘めている事を忘れてはいけません。もしもこれから注文住宅を建てようと考えている方がいるのであれば、まずはそのような金銭的な部分をしっかりと考えてから、どこの場所にどんな家を建てるかを考えてみる事をおすすめします。理想と現実とは多少離れてしまうかもしれませんが、借金で苦しむ事を考えれば現実に目を向けるのは大切な事なのです。